髪の毛が皮膚に刺さるのはなぜなの?対処方法は?

髪の毛

髪の毛が皮膚に刺さる…なぜ?

最近髪の毛がチクチクする…。

ひどい時には髪の毛が指や顔に刺さる、なんていう経験ありませんか?

もちろん髪の毛は本来、皮膚にささるほど鋭利なものではありません。

それにもかかわらず、なぜ皮膚にささるという現象が起きてしまうのでしょうか?

今回は、意外にも経験している人の多いこの現象の謎について解明していきます!

対処法もご紹介するので、皮膚が痛くて困っているという方はぜひご覧ください。

髪の毛が皮膚に刺さるのはなぜか?

特に首回りや顔などは、かゆみや痛みを伴うチクチク感があって厄介ですよね。

まずは、髪の毛が皮膚に刺さる原因から解説していきましょう。

このような現象には、以下の原因が考えられます。

  1. 髪質がもともと太く剛毛だから
  2. 水分が抜けパサパサな状態だから
  3. 髪の断面が斜めだから

ご自身に当てはまる項目がないか、チェックしてみてくださいね。

髪質がもともと太く剛毛だから

髪の毛が刺さる1つ目の原因は、髪質がもともと硬いからです。

髪質は人それぞれことなり、硬くクセのつよい剛毛タイプや、細くて柔らかい猫っ毛タイプなどさまざま。

特に髪の毛が硬くて量もある方は、顔まわりの皮膚に刺さりやすい髪質なのです。

自分が剛毛かどうか分からない場合は、セルフチェックをしてみましょう。

やり方はとっても簡単。

髪の毛を1本抜き、指に髪の毛を巻きつけてみるだけ。

手を離してみてもしばらく形が保たれているなら細く柔らかい毛で、すぐに戻るようであれば硬い毛の証拠ですよ。

水分が抜けパサパサな状態だから

髪の毛が皮膚に刺さる原因、2つ目は水分不足です。

健康で美しい髪の毛には、およそ10〜13%の水分が保たれています。

しかし、髪の毛の表面を覆っているキューティクルが剥がれてしまうと、内部の水分はどんどん流出

水分量が無くなるとまとまりがなくなり、毛先が硬くなってしまうのですね。

しなやかさもなくなるため、一見してパサついているのが分かるようになります。

枝毛や切れ毛などが散見している場合も、水分量の減少が原因だと考えられます。

キューティクルはカラーやパーマ、摩擦などの外的要因で簡単に傷ついてしまうので、日頃からケアをすることが大切です。

髪の断面が斜めだから

皮膚に髪の毛が刺さる最後の理由は、髪の毛の断面が斜めであることです。

美容院で行うカットにも、さまざまな技法が用いられています。

例えばハサミを使ってまっすぐに切り落としていく方法を、「シザーカット」と言います。

毛先が一直線に仕上がり、まとまりのあるスタイルに仕上げたい時に用いられますね。

そして、かみそり等を用いて髪の毛に対して斜めに刃をいれる「レザーカット」と呼ばれる方法もあります。

レザーカットはショートやボブヘアの方のカットによく使われており、毛先に動きが生まれるというメリットがあります。

しかし、髪の毛の断面の面積が広がる分、水分が出やすく傷みやすいというデメリットも…。

さらに、使用したカミソリの切れ味が悪いと毛先の形もいびつになり、皮膚に刺さりやすくなってしまうのですね。

髪の毛が皮膚に刺さるのを対処するにはどうしたら良い?

髪の毛が皮膚に刺さる理由が分かりましたね。

放っておいても自然に治ることはないため、対策を取ることをおすすめします。

自分でできる対処方法としては、以下の3つがあります。

  1. オイルケアをする
  2. お湯で湿らせたタオルで保湿する
  3. ドライヤーでブローする

詳しいやり方をご紹介していくので、参考にしてみてくださいね。

オイルケアをする

髪の毛のしなやかさを取り戻すのなら、オイルでケアするのがおすすめ。

ドラッグストアや雑貨店などでは、さまざまなヘアオイルが販売されていますよね。

数あるアイテムの中でも、水分が抜けてパサパサとした髪の毛にぴったりなのは以下の2種類です。

  1. 椿油
  2. モロッカンオイル

どちらも有名なオイルなので、一度は目にしたことがあるのではないでしょうか?

ではこの2つのオイルの特徴をご紹介していきましょう。

椿油

ヘアオイルの中でも一番の定番商品とも言える、椿油

名前のとおり、椿の花から採れるオイルで世代を問わず愛され続けていますね。

椿油はオレイン酸という、人の皮脂に似た成分を豊富に含んでいることが特徴です。

酸化しにくく肌馴染みがいいことから、ベタつきを気にせず使いやすいんですよ。

ドライヤー前に使うことで熱ダメージから守りつつ、髪の毛に潤いをプラス

しなやかで柔らかな髪の毛へ導いてくれるので、皮膚へ刺さるのも気にならなくなるでしょう。

少しの量でとても良く伸びるため、コスパが良い点も嬉しいですね。

モロッカンオイル

続いてご紹介するのは、近年美容界でも話題を呼んでいるモロッカンオイルです。

モロッカンオイルは、モロッコの南西に生息するアルガンの木から抽出されたオイルを使用しているヘアケアシリーズです。

美容成分としても有名な栄養素ビタミンEや、必須脂肪酸が非常に豊富です。

浸透性が高いため髪の内部に働きかけ、チクチクと傷んだ毛先も集中補修

皮膚に刺さるのは、髪の毛が乾燥し弾力が失われているのが原因なので、保湿性の高いモロッカンオイルはとてもおすすめですよ。

価格がやや高いのが難点ですが、サロン品質のケアを始めたい方は、ぜひチェックしてみてくださいね。

お湯で湿らせたタオルで保湿する

蒸しタオルを顔にのせる方法は、美肌を保つスキンケアとして定番ですよね。

これを髪の毛に応用すれば、しっとり保湿ケアをすることもできます。

やり方はとても簡単。

やや熱めのお湯(40〜45度)のお湯で湿らせたタオルで頭を包み、10分ほど蒸らすだけ。

お風呂上がり、ヘアオイルを塗布した後に行えばよりしっとり潤った髪の毛になりますよ。

流すタイプのトリートメントをつけた後に蒸しタオルを巻いて、同じく10分ほど置いてから洗い流す、という使い方もできます。

タオルの上からさらにラップで巻くと、保湿効果もアップするので、ぜひ試してみてくださいね。

ドライヤーでブローする

最後の対策は、洗髪後は必ずドライヤーで乾かすことです。

ドライヤーというと熱で髪の毛を乾燥させるので、余計水分が抜けて顔に刺さるのでは…と思うかもしれません。

しかし髪の毛は、濡れている時にキューティクルが開くという性質を持っています。

キューティクルが開いていると、摩擦などの刺激によるダメージが増加。

結果内部の水分が抜けて、パサパサな状態になってしまうのですね。

しっとり潤って柔らかな髪の毛を保つためにも、ドライヤーの正しい使い方をチェックしておきましょう!

髪をタオルで良く拭く

お風呂上がり、髪の水気を取らずにいきなりドライヤー、はNG!

必ずタオルでしっかりと水気を取ってから、ドライヤーをかけるようにしましょう。

びしょびしょのままドライヤーをかけても乾きが遅くなるため、長時間熱を当て続けなければいけません。

乾かさないのもダメージに繋がりますが、やはりドライヤーの熱が髪の毛に少なからず負担をかけてしまうのも事実。

ここでのポイントは、いかにドライヤー時間を短縮するかです。

大方の水分はタオルで取るくらいのイメージで、刺激を与えないように拭いてくださいね。

髪の根元はタオルで優しく抑え、皮膚に刺さる毛先はタオルでポンポンと挟むようにして水分を吸収させましょう。

髪の根元から乾かす

タオルドライを終えたら、ヘアオイルを毛先中心に塗っていきましょう。

ヘアオイルが馴染んだら、いよいよドライヤーを使っていきます。

ドライヤーを使う際は、髪の根元の方から乾かすのが鉄則です。

乾きが早くなるので、ドライヤー時間の短縮に繋がりますよ。

キューティクルの形は、根元から毛先に向かっているので、ドライヤーもその形に沿うように上から下に向けて風を当てます。

毛先に風を当てすぎてしまうと水分が抜けるので、より一層皮膚に刺さりやすくなってしまいます。

根元を十分に乾かしたら、毛先は最後に少し風を当てて余計な水分を飛ばす、くらいでOKですよ。

ブロッキングして乾かす

髪の量が多い方、長い方は乾きも悪いですよね。

そんな時は、ブロッキングをすれば効率よく乾かすことができます。

ブロッキングとはヘアピンやダッカールを用いて、髪をいくつかの束に分けること。

美容院でカットしてもらう際、髪の毛をいくつかのブロックに分けますが、それと同じことです。

最初は表面の髪をまとめておいて、乾きにくい内側の方から乾かしていきましょう

大方乾いたらピンを外して表面も乾かします。

この一手間で毛先の傷みの軽減に繋がるので、ぜひ実践してみてくださいね。

温風から冷風の順で当てる

ドライヤーで全体がしっかり乾かせたら、最後に冷風をあてましょう。

熱を帯びている髪の毛は、まだキューティクルが開いている状態です。

そのまま放っておくと乾燥が進み、皮膚にチクチクとした感触が残ってしまう恐れもあります。

最後に冷風をかけるとキューティクルが閉じるので、水分を抜けるのを防ぐことができます。

またクセを抑えるので、翌朝にスタイリングしやすくなる効果が期待できますよ。

まとめ

今回は、髪の毛が皮膚に刺さる原因と対処方法をご紹介しました。

肌質と同じように、髪質も人によってそれぞれ異なります

髪の毛がダメージを受け続けていると、パサついて皮膚に刺さりやすい髪質になってしまいます。

毛が肌に刺さることが多い方は、それだけダメージを負っているということ。

今回ご紹介した内容を参考に保湿ケアを入念に行い、毛先まで柔らかで美しい髪の毛をゲットしましょう!