抜け毛に漢方治療は効く?産後に摂取すると良い?

抜け毛

抜け毛に漢方?産後の症状に効能がある?

漢方は、飛鳥時代に中国から日本へ入ってきた歴史の長い医学です。

使われる材料はすべて自然界の物でありながら、病院でも処方されるほど信頼性の高い薬ですよね。

また、自然界の物だからこそ、身体に負担をかけずに使用することができます。

一部をのぞいて、高齢者や妊娠中の女性にも処方可能とも言われています。

さて、そんな漢方ですが、産後の抜け毛症状を改善する効果はあるのでしょうか?

今回は産後の薄毛と漢方の関係性について解説していきたいと思います。

漢方による治療は抜け毛に効くの?

そもそも、漢方による治療は抜け毛に効果があるのか、気になりますよね。

抜け毛の原因を知り、その症状に合う漢方を選べば、抜け毛予防や改善効果を期待することができるでしょう。

漢方と一言でいっても、その効能はさまざまです。

整腸作用があるものや、血行促進作用があるものなど、症状に合わせて選ぶことができます。

同様に抜け毛の原因も、髪の毛の栄養不足や、頭皮環境が悪くて起こる場合など、原因はさまざまなのです。

漢方は中でも産後の抜け毛に良いの?

産後は抜け毛が増えることから、一気に薄毛になってしまい悩むお母さんも少なくありません。

そんな時におすすめなのが、漢方です。

漢方は老若男女、性別や年齢を問わず使用することができます。

西洋医学における治療薬が好ましくない方には、漢方を処方する医師もいます。

これは、先ほども述べたとおり、漢方は自然界にあるものを使って作られているためです。

産後の疲弊した状態や体質の変化がある女性にはもちろん、身体の機能が衰えてきた老人にもおすすめです。

産後の抜け毛の要因って何?

出産経験のあるお母さんは、産後の抜け毛に悩まされた方も多いのではないでしょうか?

枕や入浴後の排水溝、洗面台に抜け毛が散らかってしまうことも多いでしょう。

生まれたばかりの赤ちゃんをみながら、そうした抜け毛の掃除を毎日するのは大変ですよね。

中には「このままハゲてしまうのではないか…」と不安に思われている方もいるでしょう。

では、なぜ産後にはそれほど抜け毛が増えてしまうのでしょうか?

まずは、考えられる要因について解説します。

ホルモンバランスの乱れ

1つ目の要因は、ホルモンバランスの乱れによるものです。

女性は妊娠から出産までの間に、大きくホルモンバランスが崩れます。

妊娠中から産前までは、女性ホルモンの分泌量を増やし、胎盤を発達させていきます。

女性ホルモンには抜け毛を抑制する効果があるため、この時期には抜け毛の量は多くありません。

その後出産すると、増加していた女性ホルモンの量が一気に元に戻ります

そのため、いままで抜けていなかった髪の毛が、一気に抜けてしまうのです。

身体の血行不良

2つ目の要因は、身体の血行不良によるものです。

出産時には、出血をすることから貧血による血行不良を起こすお母さんが多いでしょう。

その後、食事や休息をとると貧血は徐々に治っていきます。

しかし、産後直後の運動は制限されてしまうため、血行不良は続いてしまう方も少なくありません。

血行不良になると、髪の毛に必要な栄養素が行き届かず、抜け毛が引き起こされてしまうのです。

また、血行不良は運動不足以外にも、寝不足やストレスが原因となります。

緊張やストレス

産後は、赤ちゃんから目を離せないため、お母さんは緊張やストレスを抱えがちです。

緊張は肩こりによる、頭皮の血行不良を起こしてしまいます。

そして、ストレスは血行不良以外に、皮脂の過剰分泌を起こす要因にもなります。

頭皮の皮脂が過剰分泌されてしまうと、毛穴に皮脂が詰まってしまいます。

すると、毛穴から髪の毛が上手く成長できないため、やがて抜け毛となってしまうのです。

産後の抜け毛に効く漢方にはどんなものがある?

ここまで産後の抜け毛が起きる理由について解説してきました。

こんなとき、改善方法としておすすめなのが、漢方の使用です。

ここからは、漢方の中でも特に産後の抜け毛に効く種類についてご紹介します。

ご紹介する内容は、漢方の特徴と効能、そして副作用に関してです。

副作用は、体質に合わないと発症する可能性がありますが、通常それほど心配する必要はありません。

使用を中断しても気になるようであれば、医師に相談してみましょう。

当帰芍薬散

おすすめ漢方の1つ目は、当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)です。

当帰芍薬散には、以下の6つの生薬が配合されています。

当帰(とうき)、川芎(せんきゅう)、 茯苓(ぶくりょう)、白朮(びゃくじゅつ)または蒼朮(そうじゅつ)、沢瀉(たくしゃ)、芍薬(しゃくやく)

当帰芍薬散は、女性とくに生理不順や手足の冷えにお悩みの方に処方される漢方です。

その効能については、以下でご紹介します。

効能

当帰芍薬散は、全身の血行不足を解消し、血流を良くする効果が期待できます。

血流を良くすると、頭皮の隅々まで栄養が届き、髪の毛の成長を促進します。

また、血行不良は抜け毛以外にも、生理不順や末端の冷えに繋がります。

生理に関する薬といえば、鎮痛剤が一般的ですよね。

漢方では、根本である血の巡りの悪さを改善して生理不順への効果を図るのです。

副作用

血行促進に効果が期待される当帰芍薬散ですが、体質に合わないと副作用が起きる場合もあります。

起こりやすい副作用としては、胃部不快感や食欲不振など、消化器官の不調です。

他にも下痢や嘔吐などを起こす場合もありますので、飲んだ後で気分悪くなったら使用を中止しましょう。

また、人によっては過敏症による発疹を起こす場合があります。

この場合には、念のため病院を受診し、専門医に診てもらった方が良いでしょう。

十全大補湯

おすすめ漢方の2つ目は、十全大補湯(じゅうぜんたいほとう)です。

十全大補湯には、以下10の生薬が配合されています。

黄耆(オウギ)、桂皮(ケイヒ)、地黄(ジオウ)、芍薬(シャクヤク)、蒼朮(ソウジュツ)、川芎(センキュウ)、当帰(トウキ)、人参(ニンジン)、茯苓(ブクリョウ)、甘草(カンゾウ)

十全大補湯は倦怠感や貧血、食欲不振など幅広い症状に処方されます。

さらに、産後の衰弱にも効果的であると言われています。

効能

十全大補湯は当帰芍薬散と同様、血行促進効果が期待できるそうです。

全身状態を改善に導くことから、疲労感や倦怠感を軽減し、抜け毛予防効果も期待できるのです。

また、十全大補湯には、育毛剤に含まれる成分も多く配合されています。

その内の1つである甘草は、フケやかゆみなどの頭皮トラブルに効果があると言われています。

頭皮トラブルは抜け毛を引き起こす大きな要因のため、産後の抜け毛に頼もしい成分ですね。

副作用

十全大補湯の副作用は、当帰芍薬散と同じく消化器官で起こる可能性があります。

その内容もほとんど同じで、胃部不快感、食欲不振、嘔吐、下痢などです。

ただし、過敏症の場合には、発疹の他に発赤や蕁麻疹が出る可能性があります。

その他、重大な副作用として、低カリウム血症や血圧上昇の可能性があるとされています。

ただし、これらの発現頻度に関しては現状不明です。

体質的に不安があれば、使用前に医師に相談してみましょう。

四物湯

最後におすすめする漢方は、四物湯(しもつとう)です。

四物湯には、以下の4つの生薬が配合されています。

地黄(ジオウ)、芍薬(シャクヤク)、川芎(センキュウ)、当帰(トウキ)

こちらは、体力の低下や産後の疲労回復、月経不順などにお悩みの方へ処方されます。

その他、乾燥肌や冷え性の方にもおすすめの漢方です。

効能

四物湯には、上記のとおり月経不順や冷え性の改善効果が期待できます。

これは、血流を良くする作用があるために得られる効果です。

また、乾燥しがちな肌に潤いを与え、皮膚炎などの改善効果も期待されます。

乾燥による皮膚炎は頭皮環境を悪化させ、抜け毛を引き起こします。

もし頭皮の炎症が気になるようであれば、四物湯がおすすめです。

副作用

四物湯に含まれている生薬は、十全大補湯に比べて少なくなっています。

そのため、副作用に関しても、重篤な副作用は確認されていません。

しかし、今までご紹介した漢方と同様で、消化器官に副作用が起こる可能性はあります。

もともと胃腸などの消化器の働きに不安がある方は、医師に相談してみましょう。

使用後に不調が出た場合には、様子を見て、必要であれば病院を受診しましょう。

産後の抜け毛に漢方以外に実践できるものは?

ここまでは、産後の抜け毛に効果が期待できるおすすめの漢方をご紹介しました。

漢方は、身体に負担が少なく、摂取するものに気をつけたい産後でも安心して使用することができます。

しかし、中には授乳中だからなるべく余計なものを体内に取り入れたくない方もいるでしょう。

また、漢方と併用できる抜け毛対策を探している方もいるかもしれません。

そんな方には、サプリメントや育毛剤の使用がおすすめです。

葉酸サプリメントを服用する

抜け毛予防のサプリメントにはさまざまありますが、産後であれば葉酸サプリメントがおすすめです。

葉酸は、細胞の生成に必要な栄養素で、産前産後に特に必要といえます。

葉酸サプリメントは、妊娠中から摂ることを推奨されています。

妊娠中でも使えるため、授乳中でも安心して使用できますよ。

葉酸サプリメントは、お近くのドラッグストアや通販でも購入することができますよ。

産後抜け毛にも安心な育毛剤を使用する

漢方や葉酸サプリメントは、体内から抜け毛予防をすることができます。

より、育毛の効果を高めたい場合は、外部からケアできる育毛剤がおすすめです。

育毛剤の中には、妊娠中や授乳期でも使用可能な女性向けのものが発売されています。

今回は、その中でもおすすめの育毛剤を3種類ご紹介します。

現在産後で抜け毛に悩まされている方はもちろん、これから出産の予定がある方はぜひチェックしておきましょう。

ルルシア

最初にご紹介する女性用育毛剤は、ルルシアです。

人それぞれ原因が違えば、適しているケアの方法も違うはず。

ルルシアはそんな女性の複雑な薄毛要因に着目、2種類の育毛剤を展開しました。

1つが女性ホルモンの減少が原因の、”ゆらぎタイプ”に適した「ルフレ」。

そしてもう1つが血行不良や栄養不足が引き起こされる、”頭皮トラブルタイプ”にぴったりの「シャルム」です。

産後のお母さんは体に様々な変化が訪れるので、抜け毛対策も自分に合ったものを見極めるのが大切です。

公式サイトではどちらの育毛剤が適しているか診断もできるので、この機会にチェックしてみましょう。

もちろんどちらも無添加処方で、お肌が敏感な方でも安心して使えますよ。

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ミューノアージュ

続いてご紹介する女性用育毛剤は、ミューノアージュです。

ミューノアージュは最先端薄毛治療に携わる、皮膚科医目線で開発された育毛剤です。

特徴は1剤と2剤に分けたWアプローチシステム。

まずは1剤の頭皮美容液で、髪の毛の生える土台を健やかに整えます。

そして2剤目の薬用育毛剤で5つの有効成分をしっかりと届け、根元から髪の成長を促す効果が期待できますよ。

育毛剤の中では珍しくアルコールがフリーなので、産後のゆらぎがちな頭皮にも安心ですね。

産後の女性からも人気を誇るミューノアージュ、2週間分のキットもあるのでぜひ試してみてくださいね。

公式サイトをチェック

リジュン

最後にご紹介する女性用育毛剤は、リジュンです。

リジュンはフルボ酸×リデンシルという、今までにない組み合わせで女性の薄毛に働きかけるケアアイテム。

フルボ酸とは特許出願中の成分で、土壌の中にわずかに含まれる貴重な有機酸の1つ。

優れた浸透力を持ち、産後の女性が不足しがちな栄養分もしっかりと届けるのに役立つのですね。

また、海外では実際に治療にも使われ発毛作用も確認されているリデンシルを配合

研究ではミノキシジルの2倍もの効果が確認されたこともある成分なので、効果にも期待が高まりますね。

成分が豪華ながらも、8つの無添加とパッチテストが実施されていて優しい使用感を追求。

産後、ハリやコシの減少にお悩みの女性はぜひ公式サイトをチェックしてみてくださいね。

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まとめ

今回は、産後に抜け毛が増える原因と漢方についてご紹介しました。

漢方は、医師からの処方だけでなく、薬局やドラッグストアでも購入が可能です。

ただし、体質に合わない場合もあるため、購入前には医師や薬剤師に相談しましょう。

産後は術後の疲労感もさることながら、毎晩の授乳や家事で睡眠不足になりがちです。

そんなときこそ、抜け毛の不安を少しでも軽減して、穏やかな気持ちで過ごしましょう